洋書 Bee(イギリス)
Claire Preston. 2006. Bee. Reaktion Books. 206 pp.
Reaktion Booksが刊行するAnimal Seriesの1冊.あまりにシンプルなタイトルからはどんな本だかは想像しにくいが,ミツバチの楽しい(真面目に作っているけれど,作っているのがイギリス人だということは忘れてはならない)雑学本.
2 Biological Bee 生物学的なミツバチ
3 Kept Bee 飼われたミツバチ
4 Political Bee 政治的なミツバチ
5 Pious/Corrupt Bee 敬虔な/堕落したミツバチ
6 Utile Bee 役に立つミツバチ
7 Aesthetic Bee 審美的なミツバチ
8 Folkloric Bee 民俗学的なミツバチ
9 Playful Bee 陽気なミツバチ
10 Bee Movie ミツバチ映画
11 Retired Bee 引退したミツバチ
Timeline 年表
Reference 引用文献
Bibiliography 関係図書
Associatins & Websites 団体とwebサイト
Acknowledgements 謝辞
Photo Acknowledgements 写真提供者への謝辞
Index 索引
Reaktion Booksが刊行するAnimal Seriesの1冊.あまりにシンプルなタイトルからはどんな本だかは想像しにくいが,ミツバチの楽しい(真面目に作っているけれど,作っているのがイギリス人だということは忘れてはならない)雑学本.
冒頭からウケる.「”Una apis, nulla apis”(ミツバチ一匹ではミツバチではない)という言葉があるから本書のタイトルは間違っている(単数形だから)」.
学術的な書物ではない,ただその資料数(史料も)はものすごい.みつばち百科もうかうかできない.
7章で紹介されているbeehive hairは下の写真(こ,こわいかな,髪型よりもモデルさんが?).
クマチカ先生の先を行っていたのはメーテルリンクの「蜜蜂の世界」の1924年版にイラストを描いている Edward Detmold(リアル!槍もリボンもなし).
例のミツバチ座がハエ座に変わったのも文章こそないが1603年と1662年の二つの星図で8章に紹介されている.星座がなくなったこと自体は寂しいが,場所が場所(カメレオン座の舌の先だから,ミツバチとしてここはハエに譲りたかっただろうね).
目次
1 The Reasons for Bees なぜミツバチ?2 Biological Bee 生物学的なミツバチ
3 Kept Bee 飼われたミツバチ
4 Political Bee 政治的なミツバチ
5 Pious/Corrupt Bee 敬虔な/堕落したミツバチ
6 Utile Bee 役に立つミツバチ
7 Aesthetic Bee 審美的なミツバチ
8 Folkloric Bee 民俗学的なミツバチ
9 Playful Bee 陽気なミツバチ
10 Bee Movie ミツバチ映画
11 Retired Bee 引退したミツバチ
Timeline 年表
Reference 引用文献
Bibiliography 関係図書
Associatins & Websites 団体とwebサイト
Acknowledgements 謝辞
Photo Acknowledgements 写真提供者への謝辞
Index 索引
翻訳すれば楽しそうだが,みつばち百科でこれを上回る本を作ることを目指しましょうとはメリッサの弁.