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自然の中の人間シリーズ ミツバチ利用の昔と今

2010.01.21 by hitomi

ミツバチ利用の昔と今 (自然の中の人間シリーズ―昆虫と人間編)

松香光夫 著(1998) 農文協 32 pp. 

 

社会性昆虫の代表ミツバチと人との関わり合いは古く,現在でも世界中でさまざまな利用がつづいています.この本では働き蜂,女王蜂の仕事,巣別れと雄蜂の仕事などコロニーの不思議な生態や,養蜂の歴史,日本の養蜂,アジアのミツバチを紹介します.

また花とハチミツ,ミツバチの巣と蜂ろう,ミツバチの分泌線とローヤルゼリー,プロポリス,花粉だんご,さらに花粉媒介など,ミツバチ生産物の生産と利用まで,ミツバチと人との交わりを,多数の貴重な写真と大判の図版でわかりやすく解説しています.

小学生高学年向きにまとめられた本ですが,玉川大学ミツバチ関係者の最良資料画像を多数あつめ,おしみなく提供している点では例がなく,ミツバチをよく知りたい方なら是非お手元においていただきたい一冊です.

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