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夏のはちみつ美食会

2010.08.08

昨日(8月7日)南麻布の「分けとく山」で催された蜜会スペシャル
「夏のはちみつ美食会」のお料理をご紹介します。
参加者29名で1階と2階を貸切っての、はちみつで味わう和食会
蝉の音がかすかに聞こえる落ち着いた店内
「夏のはちみつ美食会」と記されたお品書きと
席ごとに違うデザインの手ぬぐい柄のナプキンがステキです。
まずは、冷えたビールで喉を潤し、生うにをあしらったもろこし豆腐からスタート

甘辛のたれに蜂蜜が使われているに違いない・・
そんな私の予想はあっけなく外れ、もろこし豆腐に蜂蜜を使っている事を告げられる
生うには、ご覧の通り、確実にみょうばんフリーです。
これには、ビールもいいですが、やっぱり白ワインです。

続いて、北海道産の西洋南瓜をピリ辛で炊いた南蛮煮

中はほっくりなのに、わずかに残された皮とべっこう飴でコーティングされたかの様な

つややかな表面は、パリッとして、まるでベークドポテトのよう
後から唐辛子の小気味いい辛みが存在感をアピールしてきます。
これは、とても印象的な一品でした。
1階にいらした総料理長の野崎さんが2階にも顔をだしてくれて
「煮物の煮くずれ」について説明してくれました。
平たくいうと、面取りしてもなんでも、煮過ぎるな!という事でした。
ごもっともでございます(笑)
とはいえ、科学的に時間配分され、手間暇掛けたお料理はそんな簡単な事じゃないですよね。
白ワインが運ばれ、鰈、あおり烏賊、青大豆の湯葉、塩でかるくもみ、お湯をさっと通して氷水にくぐらした江部胡瓜が豪快に横たわったお造りが登場

このお造りのこの湯葉にはちみつかぁ・・・?と予想する私
またも、あっけなく撃沈
なんと、お造り用のたれに蜂蜜が使われていたのです。
烏賊の内臓を原料にしたいしる醤油に、トマトジュース、レモン汁、蜂蜜そしてごま油パリパリもっちりの烏賊とコリコリ新鮮な鰈の身をごま油の香るお醤油で食すのは初めての体験でした。
江部胡瓜をかじっていると海苔に覆われた鮑の煮物が登場

この鮑、と~おっても、柔らかい
「どーしてこんなに柔らかいんですか!?」
それは、新鮮な素材、つまり生きたものを調理するからとの回答
なるほど・・・・・この甘辛のたれに蜂蜜が使われているんだな
きっと、、、あえて聞かなかったが、そうに違いないと確信する
思い込む
久しぶりに長いブログなので、指がジンジンしてきました。
ちょっと、ブレイクタイムをいただきます。
後編をお楽しみに。

1件のコメントがあります

  • カボチャの煮物の割合は、酒、水がそれぞれ130cc、ハチミツ大さじ1、薄口しょうゆ小さじ2 豆板醤小さじ1、ゴマ油小さじ1です。
    お造りのたれにトマトジュースが使われているのは知らなかったです!
    あわびのたれの割合は、水150、醤油40、ハチミツ30、酒30ccです。

    使われたハチミツは、基本的にはアカシアです。

    焼物には、蜜柑のハチミツが使われています。

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